まもなく12月7日(土)より公開となる『春をかさねて』『あなたの瞳に話せたら』。
このたび、本予告が解禁しました。

本予告では、『春をかさねて』の大震災から間もない被災地で暮らす女子中学生たちの会話、ドキュメンタリーのなかの手紙の一節を切り取りながら、映像作家の小森はるかさんによるコメントも引用。また現在は震災遺構として立入禁止となっている大川小学校の校舎内での貴重なシーンも垣間見ることができます。

▼本予告はこちらからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=oDwQAfTIcxc


また、本作を鑑賞した著名人7名からコメントが到着しました。

コメントを寄せてくださったのは…

いとうせいこうさん(作家 / クリエイター)
今村純子さん(美学・表象文化論 / 立教大学特任教授)
小川紗良さん(文筆家 / 映像作家 / 俳優)
永井玲衣さん(哲学者 / 作家)
三浦哲哉さん(青山学院大学教授 / 映画研究・評論)
三宅唱さん(映画監督)
鷲田清一さん(せんだいメディアテーク館長)


鷲田清一さんは「ちぎれ、もつれ、散らばってしまった心はいつか元に戻せるのだろうか?時がやがてそれを平らにしてくれるのかもしれないが、もっと大事なのはそれを他人と持ちあえるかどうかだと、この二つの映画に教えられた」、いとうせいこうさんは「死者に向かっても生者に対しても、鎮魂でないカットはひとつもない映像だ」と想いを寄せてくださいました。
三宅唱さんは、「もし、今年公開される映画のうち一本しか 10 年後に持っていけないとしたら、『春をかさねて』を選びます。題材ゆえというよりも、映画としての具体的な探求ぶりに、その真剣な実践に、同じ時代の作り手として、一人の人間として、深く驚き、反省し、刺激を受けました」、小川紗良さんは「同い年の彼女のまなざしに心から敬意を抱いた」と、映画の作り手としての在り方を賞賛しています。

▼7名からのコメント全文は、こちらよりご覧ください。
https://haruanata.com/#comment

なお、シアター・イメージフォーラムでは初日12月7日(土)は佐藤そのみ監督による舞台挨拶とトーク、12月10日(火)には小森はるかさん(映像作家)を迎えたトークが決定!公開期間中には、佐藤監督の大学時代からの友人・山中瑶子監督など縁の深いゲストとのトークも予定しています。詳細は追って本サイトにて発表いたします。